十五夜味噌 その後・・・

Sumiです☆

先月ご紹介した「十五夜味噌」。

十五夜味噌

仕込んでから2週間で仕上がるという超短期完成の味噌です。その後どうなったかというと・・・

二週間後、味噌が柔らかくなってきました。
二週間後

一口食べてみると、麹の味が強くて、いまいち・・・。
二週間後の味噌

味噌汁を作ってみると、これはこれでおいしい!完成なのか?
味噌汁1

そのままさらに1週間常温で放置。
味噌

すると、ますます柔らかくなり、味噌らしくなってきました!味見をしてみると、前回よりも味噌っぽい!味もまろやかになっているように思いました。
トン汁

トン汁にして食べてみると、甘みのある美味しいお味噌汁になりました!麹は生き物なので、十五夜味噌といえども、2週間できっちり完成するわけではないそうです。私は3週間で完成になりました♪

さて、通常、味噌は仕込んでから完成まで半年以上はかかるものですが、なぜ2週間で味噌ができるのか・・・?いろいろ疑問があり、知りたくてたまりませんでした。そこで、販売している「麹屋本店」に問い合わせてみたところ、折り返しお電話をくださって、丁寧に教えてくださいました。

お電話をくださったのは、麹屋本店九代目当主、浅利妙峰さん!麹を使った万能調味料を発信している方なので、私がTV局でリポーターしていたら、ぜひとも取材させていただきたいお方です。そのご本人から直接お電話をいただき、超感激でした!!

お話によると・・・・。
十五夜味噌は、豆に対して麹の量が多く、塩分濃度を8%と低くしてあるそうです。ちなみに通常我が家で作っている味噌は塩分濃度が10%ですが、市販のお味噌はもっと塩分が濃いと思います。十五夜味噌は、麹が多い分、発酵が早くて甘め。また、塩分を抑えているので日持ちがしないそうです。確かに説明書には完成後は冷蔵庫へ入れて一ヶ月で食べきることを勧めていました。京都の方では1週間くらいで食べられるお味噌もあるとのことで、味噌といえども、長期間発酵させて作るものとは限らないことを知りました。

また、お話の中で興味深かったのは、昔はお味噌を「上品」「中品」「下品」という分類に分けていたそうなんです。「上品」は麹がたくさん入って豆が少ないお味噌のこと。「中品」は、麹と豆が同量。「下品」は、麹が少なく豆が多い味噌のことだそうです。これを元に考えると、私たちが通常食べているお味噌は「下品」の分類なんですね。そうなると、十五夜味噌は麹の量が多いので「上品」のお味噌ということになりますね♪確かに甘くて上品なお味でした(笑)

お味噌は一年中仕込めますが「寒仕込み」が一番いいと言われるのは、空気中に雑菌が少ないからなんだそうです。雑菌が多いと腐敗しやすくなります。発酵と腐敗は紙一重ですものね!また「キンモクセイの花が咲いたころに味噌を仕込め」と言われていた・・というお話も初めて伺いました。キンモクセイの花が咲くのは11月ぐらいですから、その頃には味噌作りに適した季節ということなのでしょうね。

また、梅干しや酸っぱいものを入れた容器で味噌を作ると酸っぱくなってしまうそうで、そういった容器は味噌の仕込には避けることを教わりました。私は母から「味噌を仕込んだ容器で梅を仕込まないこと」と教わっていたので、逆もしかりですね。両方美味しくて好きだけど、相性が合わないのかな~?(*^_^*)

今度、十五夜味噌の作り方を講習会で教えるお話をしたところ、心温まる声掛けの指導法を伝授していただきました!それは・・・。

味噌を仕込むときに「おいしくなあれ~」「愛してるよ~」「おいしいお味噌になってね~」と味噌に語りかけながら仕込むことです。そして、お父さんの笑顔、お母さんの笑顔、食べたときの笑顔を思い浮かべながら仕込むことです。

後日、味噌作りの講習会で実践したところ、子どもたちが「おいしくなあれ~、おいしくなあれ~」と言いながら味噌作りをしてくれたので感激しました!中にはお味噌にニックネームを付けて、その名前を呼びながら「おいしい味噌になってね~」と語りかける姿も見られ、感動ものでした。

味噌作り講習会には9家族が参加してくれました!

味噌作り講習会には9家族が参加してくれました!

麹屋本店のHPの中で、浅利さんは「世界中の人をお腹の中から幸せにしたい!」と語っています。「生きることは食べること。より良く生きることは身体に優しいものを食べることです。」という言葉も印象的でした。

食べるものが私たちの体を作り、心を豊かにしてくれます。
今は好みのお味噌を買う時代ですが、この機会に、自分でお味噌作り始めてみませんか?手前味噌、めっちゃ美味しいですよ^^

麹屋本店の手作り味噌セット、麦麹と米麹の合わせ味噌で、美味しいです☆私の一押しです♪

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