魔法の庭
Makiです♪
実家にはそれほど広くないけれど、でも我が家よりはずいぶん広い庭があります。父はそこに一年中いろいろな野菜や花を植え、育てています。ちょうど今はジャガイモが収穫の時期。息子も一緒にジャガイモ堀りをさせてもらいました。
息子はジャガイモを掘りよりも、土の中から出てくるミミズや土の上を飛び跳ねるカメムシに釘づけ(笑)。ここは、息子にとっては魔法の庭です。
先日はコクワガタを捕まえましたが、今回もアゲハチョウの卵を見つけたり、カナヘビを手で捕まえたり、大きなカタツムリやカエルなんかも簡単に見つかります。隣の家の栗の木の洞には、シジュウカラが巣を作り、親鳥がエサを運ぶ様子を見ることができました。生き物に興味津々の息子は、朝から晩まで大興奮。そんな息子に付き合ってくれる父にも感謝。
キュウリにナスも収穫。もう少し暑くなると、ミニトマトやミョウガも獲れるはずです。
野菜の育つ様や、虫や鳥、カエルやトカゲの生きる姿。今の東京に暮らしていれば、そんなものには知らん顔をして過ごすこともできてしまいます。でも、それってすごく傲慢なことなんじゃないのかなぁ。だって、ここで生きているのは人間だけじゃない。人が生き、食べられるのは、自然があり、様々な生物がともに生きているからこそ。
便利な世の中に生きていると、何もかも思い通りになりそうに感じてしまうこともあるけれど、自然に触れていると、そんなことは決してないと気づく。息子には自然と親しむことを忘れずに生きていってほしいなぁ、と思います。それは私自身への自戒も込めて。
さて、今日から自宅に戻ってきました。しばらくは息子と二人暮らし。楽しみ3割、不安7割(笑)。